この記事は2022年時点の情報をもとにした記録です。現在の状況とは異なります。
日本人でテニス選手の名前をひとり挙げてください、と聞かれたら。多くの人が錦織圭選手と答えると思います。
その錦織選手にとって、2022年は試合よりも治療とリハビリの時間が長い一年でした。当時の状況を振り返ります。
①錦織圭選手のプロフィール
- 生年月日:1989年12月29日
- 出身:島根県松江市
- 身長178cm/体重73kg
- 右利き、バックハンドは両手打ち
- 世界ランキング自己最高:シングルス4位
シングルス4位はアジア男子の歴代最高位で、日本男子として初めてトップ10入りを果たした選手でもあります。
②積み上げてきた記録
主な実績を並べると、次のようになります。
- 2008年、18歳でデルレイビーチ国際選手権に優勝(松岡修造さんに次ぐ日本男子2人目のATPツアー優勝)
- 2014年、全米オープン準優勝(アジア男子として史上初の四大大会シングルス決勝進出)
- ATPツアーシングルス通算12勝(日本人最多)
- ATPマスターズ1000で4度の準優勝
- 2016年リオデジャネイロ五輪 男子シングルス銅メダル
- 五輪3大会連続ベスト8
リオでのメダルは、テニスのシングルスで日本人としては熊谷一弥さん以来96年ぶりの快挙でした。
③2022年は怪我との一年だった
2022年は、全豪オープンを左股関節痛のため欠場するところから始まりました。1月にさまざまなリハビリを試したうえで、チームと相談して内視鏡による手術を受けています。
本人はSNSで、6か月後の復帰を目標にすると発表しました。手術は成功し、リハビリへ進みます。
ところがその後、新たに右足首を痛め、年内の復帰は断念することになりました。
④怪我と付き合うということ
ここからは、一般のプレーヤーにとっての話です。
トップ選手でさえ、ひとつ治してもまた別の場所を痛めます。体は全部つながっているので、かばった動きが次の故障を呼ぶからです。
私たちの場合も同じで、痛みが出たときに一番やってはいけないのは「かばって続ける」ことだと思います。フォームが崩れ、別の場所に負担がいきます。
復帰するときも、いきなり元の強度に戻さないことです。球出しから始める、ラリーだけにする、サーブは本数を決める。段階を分けるほうが、結果的に早く戻れます。
どこまでなら打っていいのか分からないときは、コーチに相談してください。強度を調整したメニューを組んでもらえます。
よくある質問
Q. この記事の情報は今も有効ですか?
いいえ。2022年時点の記録です。最新の状況は公式サイトなどでご確認ください。
Q. 怪我明けの練習はどう戻せばいいですか?
時間ではなく、強度で段階を分けてください。痛みが出ない範囲で球数を増やし、最後にサーブとダッシュを戻すのが基本です。
Q. 痛みがあっても試合に出ていいですか?
おすすめしません。かばった動きは別の故障につながります。まずは医療機関で見てもらってください。
まとめ
2022年の錦織圭選手は、左股関節の手術からのリハビリ中に右足首を痛め、年内復帰を断念しました。世界4位、全米準優勝、五輪銅メダルという実績を持つ選手でも、怪我との付き合いは簡単ではありません。
私たちのテニスでも、痛みを感じたら早めに手を打つこと。それが長く続ける一番の近道だと思います。
参考:サンケイスポーツ/テニス365/錦織圭選手のSNS発信(いずれも2022年当時)
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